妊活中の方必見!今すぐ摂りたい葉酸サプリガイド

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30代なら絶対飲むべき!高齢出産と葉酸の関係

高齢出産を希望する女性のうち、100人に1人はダウン症の子どもが生まれています。高齢出産のリスクを最小限に抑えられると言われているのが葉酸。研究結果や厚生労働省が発表しているデータをもとに葉酸との関係性をまとめているので、先天性異常が起こりやすくなる理由を探っていきましょう。葉酸を効率的に摂取する方法もご紹介しています。

高齢出産で多く見られる「先天性異常」のリスクを低減する方法とは?

高齢出産の子どもに多い「先天性異常」のリスクは葉酸を摂取することで低減できると言われています。葉酸を摂取して出産した女性を対象に行なわれた諸外国の研究データを見てみましょう。

1.神経管閉鎖障害リスクの低減

1999年に神経管閉鎖障害発症率の高い中国北部の地域で行なわれた研究では、葉酸の服用により神経管閉鎖障害発症率が79%低減したと報告されています。[注1]

2.自閉症リスクの低減

ノルウェー公衆衛生研究所が実施した調査にて、葉酸を摂取した母親グループの自閉症児誕生率は、葉酸未摂取のグループよりも49%低かったと公表されています。 [注2]

ちなみに、北海道大学大学院で行なわれた研究によると、神経管閉鎖障害児を出産したことがある女性は、通常の女性よりもダウン症児の出産確率が5.8倍高いことが分かっています。[注3]

この研究結果から、葉酸はダウン症をはじめとする先天性異常の疾病とのかかわりが深いと言えるでしょう。

何歳から「高齢出産」になるの?

世界産婦人科連合(FIGO)によると、過去に出産経験がない女性は35歳以上、出産経験がある場合は40歳以上が高齢出産と定義されているようです。

高齢出産でダウン症のリスクが高まる主な理由

  • 精子や卵子の分裂異常
  • 受精卵の分裂異常
  • 遺伝(※極まれなケース)

女性の体にある卵子は、月経によって定期的に排卵されています。年を重ねれば重ねるほど月経は繰り返され、卵子の減少・老化・損傷が激しくなる仕組み。傷んだ卵子は分裂異常が起こりやすくなるため、染色体欠陥が原因のダウン症、脳機能に影響を及ぼす自閉症などのリスクが高まります。

高齢出産でダウン症の子どもが生まれる確率

  • 20歳…1,600人に1人
  • 30歳…900人に1人
  • 40歳…100人に1人

葉酸摂取で期待できる作用

  • 細胞新生に必要な核酸の合成(DNAやRNAなど)
  • 神経管閉鎖障害の発症リスクの低減
  • ストレスを和らげる神経伝達物質セロトニンの生成
  • 免疫細胞を作るタンパク質の合成促進
  • 妊娠後に不足しやすい血液の生成
  • 老化による血行不良の改善
  • 産後うつリスクの低減など

先天性異常のリスクを最小限に抑えるには、精子と卵子の質を高める必要があります。おすすめの対策は男女別で販売されている葉酸サプリメントを選ぶこと。精子の質を高めるために必要な成分は男性用のサプリメント、卵子の質向上に必要な成分は女性用のサプリメントとして、別途で作られているサプリメントをパートナーと一緒に飲んでみてください。

高齢出産に向けて夫婦で飲みたい葉酸サプリメントまとめ

葉酸サプリの正しい選び方

次に、葉酸サプリメントの正しい選び方について見ていきましょう。

400μg以上の葉酸が含まれているか

一番大切なのは葉酸の含有量です。妊娠中に摂取したい1日あたりの葉酸の量は「食事から240μg、サプリメントから400μg」と厚生労働省が推奨しています。

葉酸サプリメントの多くがその基準に合わせて400μgの葉酸を含んでいますが、ものによっては400μgに満たないものも。念のため必要量の葉酸が含まれていることを確認するようにしましょう。

安全性は高いか

体に良くない化学合成添加物や保存料の配合も要チェック項目です。添加物や保存料は、大人であればある程度分解できますが、肝臓の解毒作用が弱い胎児には良くない影響をあたえる可能性アリ。なるべく無添加・無着色なものをチョイスしましょう。

葉酸サプリの安全性について詳しく見る

必要だけれど、過剰摂取に気を付けたい栄養素

ビタミンは種類によって妊娠中に積極的に摂取したい栄養素ですが、過剰摂取には注意が必要です。

ビタミンには水に溶けやすい水溶性と、油にとけやすい脂溶性があり、注意すべきは脂溶性のほう。水溶性のビタミンは、多く摂取しても余分な量は体の外に排出されるのですが、脂溶性ビタミンは体内に残りやすいのです。

蓄えられた脂溶性ビタミンは約48時間体内に残るため、肝臓に収まり切れなくなり、過剰症を発症してしまう可能性があります。

ビタミンは妊娠中に積極的に摂取したい栄養素ですが、脂溶性か水溶性かを見て選ぶようにしましょう。

ビタミンA

皮膚や粘膜や目を丈夫にして免疫力を高めて、骨や歯の成長、組織形成になくてはならない栄養素・ビタミンA。赤ちゃんの体を健康にするためにも欠かせませない栄養素です。

ビタミンAは水溶性のβカロテンと脂溶性のレチノールという2種類にわけられます。脂溶性は体に残りやすいので、できるだけ水溶性のβカロテンを配合しているサプリメントを選ぶと良いでしょう。

ビタミンAを過剰に摂取してしまうと頭痛、吐き気、といった症状に繋がる可能性もあります。肉類から摂取するレチノールではなく野菜から摂取するβカロテンを中心にしましょう。

ビタミンAの摂取基準は、妊娠中で670μg、授乳中は1020μg、1日あたり3000μgです。必要摂取量を目安に食事やサプリメントを摂りましょう。赤ちゃんの体づくりにつながる栄養素なので、健康のため適度に摂取し続けることが大切です。

ビタミンAの働きを詳しく見る

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムのバランスを整えてくれるため、骨を丈夫にする働きがある栄養素です。他にも、免疫力アップの効果が注目されており、ガンや糖尿病、自閉症にも有効と期待されています。

ビタミンDが不足すると、大人は骨の密度がスカスカになって骨折しやすくなる骨粗鬆症や骨軟化症に。子どもは足の骨が変形する「くる病」にかかる危険性があるようです。

ビタミンDは紫外線を浴びることによって体内でもつくられる栄養素。なので、適度な散歩でビタミンDをつくり、足りない分は食事やサプリメントで補いましょう。

1日あたりの必要量は、妊娠中や授乳中は7.5μgで、上限量が50μgとされています。なおビタミンDも脂溶性であるため、体内から排出されることなく蓄積されます。

過剰に摂取すると、食欲不振・下痢・便秘・高血圧などの症状が出ることも。食事だけで50μg以上を超えることはほとんど考えられませんが、サプリメントで摂取する場合は含有量に気をつけてください。

ビタミンK

ビタミンKは骨を形成して健康に保つために必要な栄養素。また、ケガをして出血したときに血を固める働きもあります。そのため、不足すると骨粗鬆症や骨折を引き起こす可能性もあるとか。元気な赤ちゃんを産むためにも妊娠中に摂取しておきたい栄養素です。

ビタミンKの過剰摂取よりも不足するほうがよほど深刻ではありますが、あまり大量に摂取するとごくまれに吐き気や発疹や胃腸障害がでるケースも。摂取量には注意が必要ですね。

厚生労働省に推奨されている1日あたりの必要量は150μg。妊娠中も授乳中も必要量は変わりません。上限に関する注意事項は特にありませんが、出産間近になってからの過剰摂取は、産まれてきた赤ちゃんに黄疸などが出ることがあるとか。150μgにあわせて栄養素を摂取するのが安全といえるでしょう。

[注1]厚生労働省:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について

[注2]The JAMA Network:Association Between Maternal Use of Folic Acid Supplements and Risk of Autism Spectrum Disorders in Children

[注3]US National Library of Medicine:If high folic acid aggravates vitamin B12 deficiency what should be done about it?

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