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早産・流産を防ぐカギは葉酸の摂取期間にあった

最近の研究では、葉酸が早産や流産の予防に役立つことがわかっています。ここでは葉酸と早産・流産の関係を示した論文の紹介や、メカニズムについての説明をまとめました。

早産・流産のリスクを下げるためにも定期的な葉酸摂取を

早産は喫煙やウイルス感染、ストレスなど多くの原因があるといわれています。葉酸を摂取すると、早産のリスクを下げることが可能に。研究でも、妊娠時に十分な葉酸を摂った女性は、早産になりにくいというデータが報告されています。

近年、葉酸不足は早産だけでなく、動脈硬化や胎児の口蓋裂などさまざまな病気を引き起こすことがわかってきました。葉酸が足りなくなるとメチオニンがうまく代謝できず、血管障害を起こすホモシステインが増えます。妊娠時にホモシステインの量が増えると、早期流産や胎児の発達障害を引き起こすことに。だからこそ、妊活期から出産まで必要な量の葉酸をしっかり補うのが良いとされているのです。

葉酸による早産・流産の予防に関する論文と解説

【総説】葉酸と胎児発育

『Schollらの観察研究では、妊娠後期の葉酸摂取量が多い群では早産と2,500g未満の低出生体重のリスクが低下することを示している。またTamuraらの報告でも妊娠30週の血清葉酸濃度が低い群では高い群と比較して出生体重が低くなったが、妊娠18週の血清葉酸濃度による差は認められないことが示されている。』
【PDF】葉酸と胎児発育[ビタミン82巻1号(1月)2008](https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/82/1/82_KJ00004840808/_pdf)

解説

佐藤(三戸)夏子らがまとめた研究では、葉酸が胎児の発育に大きく関連していることが発表されています。広く知られる神経管閉鎖障害への影響や口唇裂の発症リスク低下などに加え、葉酸を十分に摂取することで早産および赤ちゃんが低体重で生まれるケースが減ったと報告されました。

早産率の低下は他の研究者も調べており、Tamuraらの試験では妊娠30週の女性では血液中の葉酸濃度が高いほうが赤ちゃんは低体重で生まれにくいというデータが明らかになりました。

ただし妊娠18週の時点では血中葉酸濃度による体重差はないことから、葉酸と胎児生育の関係については疑問視する声も挙がっています。

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早産の減少と妊娠中の葉酸補給の可能性のある関連:集団ベースの研究(翻訳)

『目的:将来の妊娠中の女性には神経管の欠損を予防するために、過敏性葉酸またはマルチビタミン補充が推奨される。疑問は、妊娠の第1三半期後にこれらの補充を継続する価値があるかどうかである。したがって、第2および主に第3妊娠におけるビタミンサプリメントの胎児成長促進および/または早産抑制効果の可能性が検討された。(中略)
結果:平均妊娠期間は0.3週間長く、葉酸単独群では平均出生時体重が37g高かったが、基準群(39.2週; 3216g)より高かった。早産(7.6%)は基準サンプル(11.8%)と比較して有意に低かったが、低出生体重新生児の割合は有意に減少しなかった。妊娠第3期の葉酸単独では、妊娠期間が0.6週間長く、早産の割合が有意に低下した(4.8%)。
結論:妊娠中の高用量の葉酸補給後の平均出生体重のわずかな増加は、あまりにも大きい赤ちゃんをもたらすとは予想されない。しかし、早産率の著しい低下は、公衆衛生上の大きな利益をもたらす可能性がある。(訳)』
引用元:Possible association of folic acid supplementation during pregnancy with reduction of preterm birth: a population-based study.(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19926391)

解説

Czeizel AEらは妊活~妊娠初期に効果があるとされる葉酸について、中期以降に摂取を続けることで胎児に良い影響があるかを調べています。

試験では葉酸を摂取しないグループ、葉酸だけを摂取するグループ、葉酸含有のマルチビタミンサプリを摂取するグループに分け、出産まで観察。結果として、葉酸を摂取したグループの女性は、摂取していない女性と比べて早産の割合が低くなったことがわかりました。また、妊娠中期からの摂取は4.2%、妊娠後期での摂取は7%早産率が低下したと報告されています。

このデータから、妊娠中期~出産までの期間も葉酸を摂取すれば、早産のリスクを下げられることが示されました。

適度な葉酸摂取で早産・流産リスクを減らしましょう

葉酸は代謝や分解など多くの機能に使われているため、葉酸を摂らない生活を続けるといずれ足りなくなります。厚生労働省では毎日400μgの摂取を推奨しているものの、食べ物からでは十分な量を補いきれません。十分な量の葉酸を継続して補うには、食事+サプリメントの使用が◎。過剰な栄養を吸収することなく、必要な成分だけを補給できます。

最近では食事に敏感な時期でも飲めるような天然素材由来のサプリメントも増えてきているので、早産や流産をなるべく避けたい方はチェックしておくと良いでしょう。

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監修医師

オリーブレディースクリニック麻布十番

院長 山中智哉先生

このページの記事は、10年以上に渡る不妊治療のキャリアがある山中智哉先生にご監修いただいています。葉酸不足が原因で妊娠中に起こる病気や症状について、他のページも併せてぜひご確認ください。

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